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グリップ

ゴルファーとクラブを繋ぐ唯一の接点、それがグリップです。実はこのグリップがスイングを形成する重要な役目を担っているのです。実際にゴルフ解説書でも、レッスンでも、先ずグリップについての説明にかなりの時間を割くはずです。
ここではわかり易い例としてお箸の使い方で考えてみましょう。箸で上手に細かいものやすべりやすいものを掴める人って、お箸の握り方がとてもきれいですよね。一方、お箸の握り方があまり上手でない人は、やはり上手に食べ物を掴めない人が多いと思いませんか。


特殊な、または個性的なお箸の握り方をしている人の中でも、上手に食べ物を掴める人もいることはいますが、これは稀有な例です。そういう人はかなりの修練を積んだ末に独自の方法を編み出したのではないかと考えられます。握り方はあくまで基本ですが、基本的な握り方というのは、多くの人が上手にお箸を使うために多くの人が試してきた統計的な結果と理解できます。
ゴルフにおけるグリップも同様です。きれいなスイングアークや軌道、そこから生まれる理想的なフェースの向きや、スイングスピードも、グリップ1つを修正するだけで劇的に改善されることがあるのです。では、理想的なグリップとはどのようなグリップでしょうか。フルスイング(パッティングを除く)における一般的なグリップスタイルは、以下の3種類が挙げられます。

グリップの種類

オーバーラッピンググリップ


これは最も一般的なグリップのスタイルです。ハリーバートンが考案したといわれているため、バートングリップとも呼ばれています。右手の小指を左手の人差し指に乗せて握る方法です。

インターロッキンググリップ


右手の小指と左手の人差し指を絡めさせるグリップのスタイル。女性等、手の小さな人が好むグリップです。このグリップスタイルを取り入れているプロでは、ジャック・ニクラウスが有名です。

ベースボールグリップ


現在、このグリップスタイルを取り入れているゴルファーは多くありません。野球のバットを握るように、左右10本の指でそのまま握るスタイルです。テンフィンガーグリップとも呼ばれています。

さらに詳しく・・・

近年更に詳しく解説されています。オーバーラッピンググリップが近代ゴルフでは最も一般的なグリップスタイルと説明しましたが、どのようにオーバーラッピングするか、実はここにも理想的とされるグリップが存在します。それでは以下にグリップスタイルの更なる詳細をご紹介します。

パームグリップ

オーバーラッピングなのかインターロッキングなのか、またはベースボールグリップなのか、同じスタイルを取り入れているゴルファーのグリップでも、よく見ると違いがあることがわかります。ゴルフクラブのグリップ部分を掌の中心寄りにセットして握るスタイル、こういうグリップをパームグリップと呼びます。

パームグリップ
パームグリップ

フィンガーグリップ

パームグリップが掌の中心よりにクラブのグリップをセットするのに対して、指寄り(指の付け根の方向)にセットして握る場合、これをフィンガーグリップと呼びます。近代ゴルフでは、このフィンガーグリップが主流のようです。実際にお試しいただくとその違いがわかり易いのですが、コックし易く、理想的なスイングプレーンに乗せやすいという特徴が挙げられます。

フィンガーグリップ
フィンガーグリップ

ウィークグリップ

グリップした両手の形を正面から見たとき、左手甲の部分(左打者の場合右手甲部分)がターゲット方向に向いていて、右手のグリップが被っているように見えるタイプです。

ウィークグリップ
ウィークグリップ

ストロンググリップ

ウィークグリップでは正面から見えにくかった左手甲の部分がより見やすい、左手グリップが被っているようなタイプをストロンググリップと呼びます。



このように、グリップのスタイル1つをとっても実は色々なタイプがあります。パッティング時のグリップとなるとその種類は更に多くなり、フルスイングに比べると特徴のあるグリップスタイルを取り入れているゴルファーの率や数も同様に多くなります。それにも理由があるのですが、通常のスイングに限定した場合、オーバーラッピングのフィンガー、そしてストロングタイプのグリップが最近の主流のようです。

ゴルフスイングは、チェーンリアクション(Chain reaction)、つまり連鎖反応の要素が非常に高いものです。グリップ1つで、次のスイング動作に大きく影響するのです。貴方のグリップはどれに該当するのか、少し直すことで劇的な変化を遂げる可能性もあります。文章による説明だけだと、少しわかり辛いかもしれません。自分のグリップスタイルを画像や映像でもう一度確認してみるのも、新しいクラブを試すより効果があるかもしれませんね。

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